あけましておめでとうございます。コロナ対応で大変だった2020年が過ぎ、2021年も緊急事態宣言から始まりそうになってきています。
本日4日の感染者の発表は884人でした。週があけて一般医療機関、駅前検査などが検査を始めると、また明日の報告数は増えることが予想されます。
年末年始も東京都では1300の医療機関で検査を受け付けていたようです。発熱があり検査が必要な方は年末年始に関係なく検査を受けることが可能だったようで、たとえ5日の報告がまた突出したものであっても、おそらくは無症状の方たちの分が数字を押し上げただけと推測されます。正月3が日に好きこのんで自費でPCR検査を受けに行くことは考えにくいです。
東京都の資料から2枚の絵を提示します。見比べて理性的に判断をしましょう。
大騒ぎするのが好きな人に扇動されて、理性的な判断を失うことはよくありません。


夏ごろにも書いたように、無症状のかたがPCR陰性を免罪符のようにして羽を伸ばすことは、何ら意味のある行動ではありません。検査前の確率と検査後の確率がどうかを判断し、偽陽性や偽陰性まで含めて考えないと間違った結論に達します。検査がいろんな場所でできるようになった今も、有症状や濃厚接触者以外で検査を受ける意義はかわらず、なんとなく受ける検査は有害です。